Q1. 一斉指導ですか、個別指導ですか?

 

サミングアップは一斉指導ですか、それとも個別指導ですか

以前はお問い合わせのお電話をいただくと、まずはこのことをお聞きになられることが多かったです。

最近はホームページをお読みいただいてからのお問い合わせされる方が多いのか、このご質問は少なくなりましたが、

それでも気になるのではとおもいます。

お聞きになられたときには、そのどちらでもないですよとお答えしますが、「えっ」としばしの沈黙があります。

それはそうですよね、そうだったらどうやって授業するの?とおもいますよね。

「自律学習です」とお答えすると、「自習教室ですか?」とおっしゃられる方が多かったです。

サミングアップはいわゆる皆さんが思われている「個別指導」でもなければ、「一斉指導」でもありません。

「個別演習指導」なのですが、こうお答えするとおわかりにくいので、大きなくくりとしては「自立(自律)学習」になります。

ですが、自立学習といってもいろいろです。

生徒さんがその日の科目・学習内容・教材を自分で決めて勉強するのも自立学習ですし、

塾・先生が学習内容を管理してすすめていくのも自立学習です。

小学生の指導はどちらかというと、個別指導に近いスタイルですが。

わかりやすく言うと「個人別指導・個人別学習」、かっこよく言うと「ハイブリッド学習」

先生と生徒さんとで予定をたてます。学校の進度状況も把握しながらですが。

例えば、数学の「連立方程式の解き方」を学習するとします。

ここで、テキストを読みながら学習するのが一般的な自立学習ですが、

サミングアップではまず映像授業で授業をうけます。

恥ずかしながら、私が講師の映像授業です。

なぜ私なのか? 私にしかできない授業だからです。

一般的な映像授業だと大まかなテキストに書いてある内容だけを説明するのですが、

授業の重要ポイント、間違いやすいポイント、そういったものを入れ込んでの授業です。

ですから、個別指導や一斉指導よりは中身が濃い授業なのです。

生徒は映像授業ですから、一時停止しての復習や戻っての見直しで理解度を深めていきます。

そのうえで例題を解いていきます。

一般的な塾だと個別指導であれ、一斉指導であれ、このあたりでその日の授業は終わりです。

あとの演習は宿題となるケースが多いのではと思います。

サミングアップでは授業はコンパクトに、演習はたっぷりですから

ここからが大事です。

いくらいい授業を聞いていても、演習ができていなかったり、

自己流の解き方や途中の式を省いたりではだめです。

正しい解き方で解いていく。これが大事なのです。

そのためには宿題で自己流でやらせていてはダメです。

正しい方法で解いているかをチェックしていくことが必要なのです。

 

それと大事なのは、生徒まかせでもだめですし、先生まかせでもだめです。

大事なのは「自分で考え」「自分で学ぶ」心をやしなっていくことです。

そのためには生徒の自主性を持たせながら、それが正しい方向なのかどうかのチェックをしてあげることが必要です。

そのために塾へ来ているのだし、塾で勉強しているのですからね。

 

どんな塾か少しはご理解いただけましたでしょうか?