「集団指導?」「個別指導?」
「集団指導?」「個別指導?」
サミングアップは集団ですか? それとも個別ですか?」とよくきかれます。
「そのどちらでもないです。」と、お話しするのですが、
「では一体どんな指導?」ということで、ご説明をさせていただきます。
まずは集団指導についてご説明します
塾での集団指導とは、基本的には学校と同じスタイルです。 学校の指導とのちがいは指導は学校のレベルよりは高め、 学校のスピードよりは速め、宿題も多めということです。
目標とするレベルに合わせての授業で、
生徒同士の競争心を刺激し、学力アップを図っていきます。 ですが、集団授業ではどうしても全員が理解できるというわけではありません。生徒の学力によってはわかりにくい場合もあります。
では、その場合はどうするのかというと、
先生に質問する。家庭学習で補う。わからないまま。ということになります。
ですから、集団授業に向いているのは
成績が上位。
トップ校をめざしている。
家庭学習を積極的にできる。
というお子様になります。
では、集団授業に向いていないのは
一人での学習する習慣が身についていない。
わからないところがあってもそのままにしてしまうタイプ。
質問ができにくい、おとなしいタイプ。
ということになります。
集団授業ではわかっていても、わからなくても、
本人の頑張りにゆだねられる割合が多いです。
わかっているつもりで家で問題をしようとしてできなかったときに、
「がんばるのか」それとも「そのままにしてしまうのか」
それが成績アップの分かれ道になります。
次に個別指導についてです
個別指導のスタイルは先生一人で生徒が一人とか二人とかです。 お子さまのニーズは多種多様です。 一人ひとりのお子さまのニーズに合わせての「面倒見の良さ」が個別指導の長所です。 困っているときには教えてもらえる、質問のしにくいお子さまも聞きやすい。困っているところから始めてもらえる。それが個別指導の良さですかね。
ところがその面倒見の良さが短所になるときもあります。 子どもはわからなくても、こまっていても教えてもらえるという安心感と同時に依存心ができてきます。
つまり、とことん考えようとしなくなります。
教える側も面倒見の良さをアピールするために教えてしまうのです。
塾で教えてもらったときはわかったつもりでも家でするとできないという場合も出てきます。
また、個別指導の授業時間は一回60分から90分で週2回くらいです。
それで2教科、多いときは4教科の塾もあるようです。1教科の時間が短いですから、演習は家でするというか、本人の頑張りに任せられてしまうということになります。
よく「池のアヒル」をたとえ話にすることがあるのですが、アヒルは水面に浮いて涼しげにしていますが水面の下では一生懸命に足を動かしている。楽そうに見えても、見えないところでの努力が必要ということです。
水面の下の足を動かさなかったらどうなるのか? 前に進みません。
つまり、いくら塾で説明を聞くだけで、覚えたり・問題演習をしなかったら、わかったつもりだけで終わると成績は上がらないということです。
サミングアップでは
サミングアップの指導と他の塾の指導との違いを説明するのに、
「わからなかったり、できなかったら、先には進めません」とお話しします。「後は家で頑張ってね」ということがありません。塾で徹底的に問題演習を繰り返しますので時間がかかります。一人ひとりによってつまづきポイントや質問ポイントは異なります。そのポイントを克服するために徹底的に時間をかけます。 その積み重ねが生徒に自信を持たせ、やる気につながっていきます。
一つ一つをていねいに、わかるまで、できるまで。
それがサミングアップの指導です。