「わかった」を「できる」にするには
よく、「教えてもらった」けど、実際に解いてみると「できない」ということがあります。
これは、わかりやすく言うと、車で目的地に行くのに、
助手席の人に道を聞きながらとかナビの指示通りに運転しても、
もう一度行こうとすると行けない、というのと同じではないのかなと思います。
「教えてもらう」というのは、ナビや相手の脳の中の道筋をなぞっているだけで、
実際に自分の脳の中にインプットしているわけではないのですね。
もちろん、教えてもらうことだけが目的なら、それでいいのかもしれませんが、
自力で解くためには、再現性が必要です。
つまり、自分で「考え」、「理解し」、
さらに「実践できる」ということが必要です。
ところがこれには時間がかかります。
教えられる時間はみんな、同じですが、
理解し、できるようにするためには繰り返しが必要であり、
人によって時間が異なります。
レンジで「チン」というわけにはいかないです。
サミングアップでの中学生と高校生のクラスを
「学び無制限」にしている理由はこういうことです。
この冬休みも最大で100時間、徹底的に学習・演習しています。
単に冬休み用のドリルをするだけでできるようになるならいいですが、
確実にできるようにするにはその生徒にピッタリ合った教材と十分な時間が必要です。
今年も冬ごもり特訓は朝から子どもたちの熱気に包まれています。