いくつあてはまるかな?

 

いくつあてはまるかな?

<成績を上がらなくなるするポイント>

 

 

勉強はしているのに、しているつもりなのに成績が思うようにあがらない。

この記事を読んでいるあなた、またはお子さまはそんなことはありませんか?

塾をしているとどうしても「できる子」よりも「できない子」に気がいきます。「できない子」はなかなかできません。だからなんとかしてあげたいという気持ちが強くなり、その子たちのようすを見ること多くなります。それでわかってきたのですが、---。

「成績が思うように上がらない子」には共通ポイントがあります。

これを読んでいるあなた、またはお子さまのチェックをしてみましょう。

 

チェック項目は7つ。2つ以上当てはまれば  「成績が上がらない子候補?」

でも安心してください。その項目を意識して勉強(生活)していくと、いつか「あれ、できてるやん!」となって気がつけば該当項目はどんどん減っていきますから。

 

大切なことは、自覚して勉強(生活)することなんです。

 

それではチェックしてみよう!

 

 

 

 

① 字が乱暴。ノート自体もまとまりがなく乱雑。と言われたことがある

上手・下手ではなく乱暴な字の人って意外と多いですね。要はていねな字が書けない人です。日本語に限らず英語や数式も同じ。そんな時はご本人に読んでもらうんだけど本人も読めないことが多い。

 

文字の大きさがバラバラだったり、まっすぐに文が書けなかったり、その人の頭の中がそのまま出ちゃうんだと思う。

 

ノートが乱雑なのも同じ。1行に分数を詰め込んで書いたり、行間を取らずに自分でも読みづらいノートって時々あるよね。どこまでが一つの式なのか、一つの英文なのかがわからない人がいる。そういうノートの人は間違いなく数学や英語はできないよ。

 

② ノートが「なんでも帳」になっている。

「先生、ノートがなくなってしまったので計算用紙ください」本来はなくなる前に準備しておくのが普通だけれどもこれはまだましな方。ひどい場合は前は数学、後ろは理科、真ん中は社会というノートを見たことがある。「ねぇねぇ、これって何のノート?」と聞いてはみても当然返事は返ってきません。

 

ノートはその人の頭の中と同じなので、それからいくとその子の頭は「なんでも帳」になってしまっている。勉強の整理がまったくされていないということになるよ。

 

③もたれちゃダメよ。と注意されたことがある

まず勉強の基本姿勢を確認しておこう。椅子には浅く座り背もたれにもたれない。背筋は伸びノートと目は最低30センチ離れている。両手はハの字だ。

 

左ひじを左足に乗せたり、左手をダランと下げたまま右手だけで起用に勉強している人を時々見かけるけど、やる気がそのまま勉強の姿勢に出るんだろうね。

 

なぜ姿勢が大事か?正しい姿勢だと何時間勉強しても疲れないからだ。よく勉強して首が痛いとか肩がこるとかいう人がいるけれどその原因は姿勢からきていることが多い。

 

姿勢が悪いと筋肉や筋で体を支えなければならないから疲れちゃうんだね。正しい姿勢は背骨で体を支えるから長時間でも耐えられるよ。

 

④ 下を見て安心している人

「誰々ちゃん○○点やねんて。やばいやんな!」「僕もやばいけど○○君もっとやばいで」こんなこと言ったことありませんか。言わないまでも心で思ったことありませんか。

できない人は下を見て安心と自己満足を得ようとします。だから「あの子よりまし、自分にはこれができる、あいつには勝ってるし。」が口ぐせになっている。

 

一方できる人は上を見て不安と勇気を得ようとします。だから「あいつはすごい、自分にはできない、あいつにはかなわない」が口ぐせになるのです。

 

統計上、頑張れば追いつくグループの中で自分が一番できない位置にいるとき一番成績が伸びる可能性があるそうです。

 

⑤ 人の話が聞けない。

私が教室で「みんな、ちょっと聞いて下さい。」と言うとそれが授業中でもほとんどの人はストップウォッチを「ピッ」と止めて私の方を見てくれます。

でも中には関係なく自分のことをやり続ける人もいて「集中していて気がついていないのかな?」と思ったっこともありますが、一度顔を上げて話を聞きだしたと思ったらまた何かやり始めちゃうんですね。

また顔を上げて聞き出しても興味がなかったり自分には関係ないと判断しちゃうと近くの友達と適当に話し出しちゃう人もいます。

きっとその人は学校の授業でも同じなんだろうなと想像がついてしまいます。「聴く」というのは勉強というより生活の基本。しっかり聴けないとダメ!

 

⑥ 「間違ってるよ。もう一度確認してきてごらん」と言われたことがある

実はこれには2種類あって本当に気がつかないで○にしてしまう人と、わかって○にしてしまう人と。「気がつかないで・・」は誰にだってある。やっかいなのは「わかって・・」の人。この人は日常化してしまうことが多い。

ひどくなると答え合わせの途中に鉛筆に持ち替えて答えを書き変えちゃうということも起こります。

「○が欲しい、ペケは見たくない。」その気持ちはよーくわかります。

でもこれが日常化してしまうと、もうどうにもなりません。何のために勉強しているのか、誰のために勉強しているのか意味不明になってしまいます。

勉強ごっこはいくらやっても勉強にはなりません。

ペケは宝物と考えてしっかりペケつけ(○つけじゃないよ)をしないとね。

 

⑦ 何を学習しているかがわからない。

「学校は今どこを学習していますか」とたずねられて教科書を見ないで具体的に答えられるならその人は「大丈夫!」。教科書を見てもよくわからなかったり友達と相談しながら「ここやったやんなぁ。」何か言ってる人ははっきり言って「危険!」状態かな?

 

 

 

 

 

 

 

テスト勉強でワークをしていてもテスト範囲外まで気づかずにやっちゃってる人を時々見かけますが、学習内容を把握していないという点では同じ。

せめて今自分が学習している内容や項目は自覚しておかないと気がつけば「手おくれ」なんてことになっちゃうよ!

 

以上で7つのチェック項目は終了。

 

自分ではわからない、自分ではそう思わないという人はお友達や自分のことをわかってくれている人に応援してもらってください。ただしどんな結果でも文句はいわないこと。

 

もし候補生になっても落ち込む必要はありません。今日から意識して学校生活や勉強に当たってください。そして来年の学期末テスト前にもう一度チェックしてみてください。